擬音語擬態語使い方辞典[内容一部抜粋]

あ―あ[aaa
意味 大きくあくびをしたり、がっかりしてため息をついたりする声・ようす。
【用法】声・態
<> が……とあくびをする、ため息をつく
【例文】●起き出して窓をあけ、空に向かってあ―あと大あくびをする。●たいくつな
 自慢話。聞こえよがしにあ―あとため息をついてみせる。●妻は毎晩、家計簿をながめ
 てはあ―あとしょげかえっている。●この書類の山!あ―あといやけがさす。

あ―ん[aan
 意味1 大声で泣く声。
【用法】声<>が……と泣く
【例文】●電車で隣の席の赤ちゃんをあやしたら、あ―んと泣き出されて大弱り。●人見
 知りする子で、親以外の人と一緒だと必ずあ―んと泣言声をあげる。

 意味2 大きく口をあけるようす。あけてそのままでいるようす。
【用法】態<>が……と口をあける
           する

【例文】 ●動物園のカバがあ―んと大口をあけたといって、見物の子供たちは大騒ぎ。
 ●ひな鳥はあ―んと口をあけっぱなしにしてえさをねだる。●さあ、のどに薬を塗りま
 しょうね。あ―んしてごらん。

【参考】あんぐり…口をあけていることに気づいていない状態としてとらえている。
  あ―んは意識してあけている状態。
【同類語】
 あんA

あたふた[atafuta]
 意味 急いでむやみ行動するようす。また、気持ちか動転して騒ぐようす。
【用法】態<>が……(と)うろたえる、<する> 
           する

【例文】 ●財布をすられたという男が駅長室にあたふたかけ込んできた。●大荷物を
 しょったおばさんが発車ベルの鳴っている電車にあたふたと乗り込んできた。●災害
 時にあたふたうろたえぬよう、日ごろから準備してある。●すわ解散か、と国会議員た
 ちはあたふたと色めきたっている。●お客様の顔を見てから部屋の片づけにあたふた
 するなんて不用意ですよ。●人事異動の発表があるというので、社内はあたふたして落
 ち着かない。


あっ[at
 意味1 突然驚いたり気づいたリしたショックで思わず発する声。
【用法】 声<>が……と叫ぶ、言う

【例文】●あまりの美しさに思わずあっと声をあげた。●あっと叫んだときにはもうおそ
 い。花瓶は床に落ちて割れてしまった。●あっという間もなく、かばんをひったくられ
 てしまったのです。

意味2非常識に驚いたり、突然気づいたりするようす。
【用法】態<>が・・・…と驚く、気づく
【例文】●だれもがあっと驚くような変身ぶりで、きれいになっていたよ。●別れたあと
 で、渡すものがあったことをあっと思い出した。

【同類語】
  あ―つ@「あ一つ、あぶない!」と通行人が悲鳴 のような叫び声をあげた目の前で、疾走し
 てきたオートバイが転倒した。


あっさり[assari]
意味1味などの濃度が薄いようす。
【用法】程度
<食品>が……(と)味つけされる
       する

<>が……と彩られる
【例文】●昼食には山菜の持ち味を生かしてあっさり調理された食事が供された。●暑い
 と、とかくあっさりしたものばかり食べるから、よけいスタミナがなくなる。●この画
 家の絵はパステルカラーであっさリと色づけされているのが特色だ。●水彩画は油絵と
 違って色があっさリしているから気持ちが休まる。
意味2 形態、様式が複雑でなく、簡素であるようす。
【用法】態<デザイン・柄が>……する
【例文】●白地に線がき。そろいのゆかたの柄ゆきもあっさりしていて涼しげだ。
 ●今年のファッションは昨年とはうって変わってデザインのあっさりしたものが主流
 のようだ。

意味3態度、性格がしつこくなく、思いきリのよいようす。
【用法】態
<人・組織が>……(と)承諾する、許可する、認める、譲る
<決意・態度が>……(と)変わる、失われる
【例文】●工場買収となればあれこれ条件をつけてくると思ったのに、こっちの言い値で
 あっさり承諾した。●黙否で手こずらせるかと思ったが、案外あっさりと自供したよ。
 ●母の反対を覚悟していたが、あきらめたらしくあっさりと結婚を許してくれた。
 ●兄は家業も遺産もあっさり私に譲り、外国へ行ってしまった。
 ●妹は、短大を卒業したら留学するといっていたのに、あっさり決意をひるがえして
 結婚してしまった。